男性更年期障害の話③LOH症候群ではないが、男性更年期障害の場合


以前にコラムにも書いたのですが、男性更年期障害とLOH症候群の違いについて患者様から質問を受ける事が多いので説明したいと思います。
 これは女性の更年期障害の事を考えると判りやすいと思います。
 女性の場合、更年期障害は主に症状で判断します。簡易更年期スコアである専用のチェックリスト – SMIスコア(こちらをご参照ください)を参考にしますが、閉経前後の年齢で症状を認めれば更年期障害と診断されます。血液検査で女性ホルモンの数値も測定しますが、この数値は病気の診断にのみ使う訳ではなく、ホルモン補充療法を行うか否かの判断にも使われます。
 男性の更年期障害は女性の場合と同様に症状で診断します。LOH症候群は女性の更年期障害ではホルモン補充療法の適応の患者様に相当します。ですからフリーテストステロンが低値でないためLOH症候群ではないとされた方でも、男性更年期障害と診断し、治療する事は可能です。
 LOH症候群ではない男性更年期障害の場合は、漢方薬やサプリメントでの治療を行って行く事となります。漢方薬やサプリメントは患者様の症状や体質にあわせて工夫する必要があるため、丁寧に調整して行く必要がありますが、人によっては驚くほど効果があります。
 男性更年期障害でお悩みの方は、是非とも一度ご相談ください。

男性更年期障害については、
当クリニック、LOH症候群・男性更年期外来のページよりご覧ください。