LOH症候群の話・雑記1


最近、男性更年期障害(LOH症候群)が新聞、雑誌、テレビなどで特集される事が徐々に増えてきています。当、代官山パークサイドクリニックでは開院時より男性更年期障害(LOH症候群)の診断・治療、疾患の啓蒙活動に力を入れていたのですが、ここ2年程は多くの患者様にご来院頂いております。嬉しい限りです。

 実は来週の火曜日(5月21日)にも男性更年期障害(LOH症候群)のテレビ番組が放送されます。『たけしのみんなの家庭の医学』という番組で午後7時からです。サブタイトルは『新発見!夫婦関係に潜む病になる3つの原因SP』、番組ホームページの予告の男性更年期障害(LOH症候群)の部分には「おしどり夫婦だと夫が危ない」という内容が書かれていました。興味をひかれます。

 結婚がホルモン分泌に与える影響には興味深いものがあります。女性は卵胞ホルモンなどの女性ホルモンは結婚によって基本的には影響されません。恋人時代も夫婦になってからも同じです。それに対して男性は独身時代に較べて夫婦になってからの方がテストステロン(男性ホルモン)の値が低下する傾向にあります。テストステロンの中でも実際に機能しているホルモンであるフリーテストステロン(遊離型テストステロン、FT)を測定するとこの傾向はもっと顕著になります。つまり男性は結婚すると若干、男性更年期障害(LOH症候群)の要素が出てくるという事です。近年は結婚年齢が高くなる傾向にあります。男性が30代後半以降に結婚する場合には若年性男性更年期障害になる可能性が若干高くなるかもしれません。

 結婚した後でも男性ホルモンを有意に上昇させる事は可能です。適度な運動と食事に加えて、秘訣はズバリ“恋愛”。結婚した後も恋愛のドキドキ感を保つ事はテストステロン(男性ホルモン)を高く保ち、男性更年期障害(LOH症候群)の発症・進展予防に非常に有効です。結婚後の恋愛感情といっても、別に不倫をしましょうと言っている訳ではありません。奥様とだって恋愛モードになる事は十分可能です。

 男性更年期障害(LOH症候群)にお悩みの方、是非とも一度ご相談ください。そして、独身の方は気になるあの人に、結婚されている方は奥様に、花束を贈ってみてはいかがでしょうか?