症状について
漢方の話 はじめに・その3 (即効性について)

「漢方の話・はじめに」の続きです。 外来で漢方を処方する際によく患者さんから聞かれる事を書きます。 先ず 「漢方薬って即効性がありますか?」 という質問です。 感冒に対して漢方薬を処方する時などによく聞かれます。 答えは […]

症状について
漢方薬の話「冷え性に効く漢方」 38番・当帰四逆加呉茱萸生姜湯

「冷え」に著効する漢方薬の話をします。 ツムラやクラシエなどから顆粒の漢方薬としても出ている38番、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)という名前の漢方薬です。この漢方薬の出典は漢時代の「傷 […]

その他
漢方の話 はじめに・その2 (西洋医学・東洋医学)

前回「漢方の話 はじめに・その1」に書いた話の続きです。 西洋医学の治療と漢方などの東洋医学の治療はその他にも様々な違いがあります。 一言でいえば、西洋医学的治療は「原因部位の特定と局所の治療」、東洋医学的治療は「体全体 […]

院長コラム
漢方の話はじめに・その1

当クリニックで力を入れている漢方の話をします。 漢方は約2000年前に中国で成立した医学体系に基づいた治療です。自然の草木や鉱物、動物などに由来した「生薬」を組み合わせる事により病気自体はもちろんの事、身体全体のバランス […]

症状について
しつこい便秘のための漢方外来

しつこい便秘には効果的な漢方薬治療があります 多くの方、特に多くの女性は便秘に悩まされています。便秘はただ便が出にくいだけでなく、腸内に滞留した便により有害な物質が発生したり、悪玉菌が増加して様々な症状を引き起こします。 […]

ワクチン
子宮頸がんワクチン サーバリックスについて

「子宮頸ガンが予防できるワクチン」であるサーバリックスの話をします。 子宮頸ガンは我が国では年間15000人が新たに罹患し、罹患率は30歳代前半から80歳代まで広範に渡って高いという特徴を有し、年間3500人が死亡してい […]

症状について
男性更年期障害とLOH症候群の関係について

NHKの『ためしてガッテン』の放送以来、当クリニックにはLOH症候群の診察を希望して12月14日現在までに新たに約140名の患者さまが来院されました。 患者さまの60%以上はAMSスコアで50点以上と重度のLOH症候群の […]

症状について
LOH症候群(男性更年期障害)の話・雑記2

5月21日のテレビ番組『たけしのみんなの家庭の医学』でLOH症候群を特集していました。ご覧になった方も多いかとは思いますが、なかなか興味深い内容でした。  先ずは『夫が家事を手伝うと妻が危ない』。“主人在宅ス […]

お知らせ
LOH症候群の話・雑記1

最近、男性更年期障害(LOH症候群)が新聞、雑誌、テレビなどで特集される事が徐々に増えてきています。当、代官山パークサイドクリニックでは開院時より男性更年期障害(LOH症候群)の診断・治療、疾患の啓蒙活動に力を入れていた […]

症状について
男性更年期障害(LOH症候群)と骨粗鬆症の話①総論

骨密度減少に伴い骨折リスクが高まっている状態を骨粗鬆症(こつそそしょう)と言いますが、骨粗鬆症を患っている人は我が国で約1,100万人と言われています。そのうち約80%が女性、約20%が男性です。 男性は骨密度がもともと […]

お知らせ
男性更年期障害の話⑬ 漢方薬とホルモン補充療法(ART)の併用について

男性更年期障害の場合は、血液中の男性ホルモンであるフリーテストステロン(FT、もしくは遊離テストステロン)の値によって治療方針が決められるという話をしました。すなわち、フリーテストステロンが低値(8.5未満をLOH症候群 […]

お知らせ
男性更年期障害の話⑫ 漢方薬による治療について2(処方について)

男性更年期障害もしくはLOH症候群に対する漢方薬による治療は、『証(ショウ)』という患者さん固有の体質によって処方が異なるという話を前回書きました。そのため、漢方薬の選択をマニュアル化するのは困難ですが、ここでは一応の目 […]

症状について
男性更年期障害の話⑪ 漢方薬による治療について1

男性更年期障害の漢方治療はとても有効な手段です。先述のホルモン補充療法(ART)の場合はLOH症候群であるか否か、すなわちフリーテストステロン(遊離型テストステロン)の数値によって、同じ症状でも治療方針が180度異なると […]

お知らせ
男性更年期障害の話⑩ 男性ホルモン補充療法について3

男性ホルモン注射の副作用の話をします。  男性ホルモン補充療法は、基本的にはとても安全な治療法です。しかし、注意すべき点はいくつか存在します。  先ず注射の副作用としては、『肝機能障害、さ声、多毛、月経異常、男性化現象、 […]

お知らせ
男性更年期障害の話⑨ 男性ホルモン補充療法について2

LOH症候群の男性ホルモン補充療法についての続き、ホルモン補充療法の目的についてです。  ホルモン補充療法の第一目的は、LOH症候群に於いて不足している男性ホルモンを投与する事によって体の負担を軽減する事にあります。LO […]

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男性更年期障害の話⑧ 男性ホルモン補充療法について1

LOH症候群の男性ホルモン補充療法についての話です。 一般的にホルモン補充療法には大きく分けて3つの方法があります。 内服薬による補充療法 外用薬(塗り薬、貼り薬)による補充療法 注射による補充療法 です。  男性ホルモ […]

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男性更年期障害の話⑦ LOH症候群の診断と治療法

LOH症候群をどうやって診断するか、診断の結果どのような治療を行うか、簡単にまとめます。くわしくはこちらのコラムもご覧下さい。  男性更年期障害の治療方針の決定は、男性ホルモンを測定する事から始めます。男性ホルモンの測定 […]

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男性更年期障害の話⑥ うつ病、適応障害と男性更年期障害(LOH症候群)

 男性更年期障害もしくはLOH症候群の方は最初に心療内科を受診する事が多いようです。男性更年期障害の精神症状はうつ病や適応障害の症状と見分けがつきにくいという点や、患者様が企業などに所属していた場合は産業医などの指示で『 […]

お知らせ
男性更年期障害の話⑤ 男性更年期障害(LOH症候群)と糖尿病

 男性更年期障害の中でも、男性ホルモンの指標であるフリーテストステロンが低いLOH症候群の場合、脂質異常症や高血圧、痛風(高尿酸血症)などの成人病の悪化を認めるケースが多いのですが、糖尿病も例外ではありません。  糖尿病 […]

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男性更年期障害の話④ 男性更年期障害とコレステロール、中性脂肪

男女とも更年期障害の適齢期(?)である40歳代後半以降、健康診断などで大いに悩まされるのが血液検査での脂質(コレステロールと中性脂肪)ではないでしょうか?最近はメタボ検診などと称して腹囲まで測られるというのも嫌ですね。 […]

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男性更年期障害の話③LOH症候群ではないが、男性更年期障害の場合

以前にコラムにも書いたのですが、男性更年期障害とLOH症候群の違いについて患者様から質問を受ける事が多いので説明したいと思います。  これは女性の更年期障害の事を考えると判りやすいと思います。  女性の場合、更年期障害は […]

お知らせ
男性更年期障害の話②・・・症状があるのに医者からLOH症候群ではないと言われた場合

 男性の更年期障害の中でフリーテストステロン(FT)という男性ホルモンが少ない状態(8.5未満)をLOH症候群と呼びます。 去年の11月にNHKの『ためしてガッテン』で放送されてから関心が高まり、多くの患者さまが医療機関 […]

お知らせ
男性更年期障害の話① ~症状でお悩みの方へ~

更年期障害といえば、長らく女性のみの病気と一般的には考えられていました。また女性の更年期障害には閉経という判りやすい指標があるため、患者さんは比較的容易に医療機関を受診できます。 婦人科や内科の病院・クリニックの多くは女 […]

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男性更年期(LOH症候群)の治療方針について

当クリニックではLOH症候群(ロー症候群)、または男性更年期障害の診断・治療に力を入れています。私がどのような流れで診察・治療を行っているのか、詳しく書けばきりがないのですが、すこしでも読んでいただいて解るように、より詳 […]

その他
放射線障害と漢方薬治療 - 漢方薬の話

誤解を生みやすい内容ですが、少しでも情報は多い方が良いかと思い掲載しております。『放射線障害に効く漢方薬』をご紹介しているものではございませんので、誤解の無いようお読みいただければと思います。 福島第一原子力発電所の事故 […]

病状について
花粉症の話~花粉と黄砂とPM2.5~

今年も3月上旬からスギ花粉の大量飛散が始まりました。今年の花粉の飛散量は例年に較べて多く、当、代官山パークサイドクリニックにも多くの花粉症の患者様がいらっしゃいました。花粉症の症状と言えば、『くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目 […]

花粉症
花粉症治療の話①『眠くなる薬』の注意点(抗ヒスタミン薬)

抗ヒスタミン薬の話  花粉症をはじめアレルギー性疾患に広く用いられる内服薬である抗ヒスタミン薬についての話をします。  現在、薬局で売られている市販薬でも医療機関が処方する薬剤に於いても最も使われているのが抗ヒスタミン剤 […]

花粉症
花粉症の話 番外編①花粉症治療の経済学~家計編~

 大それた表題で恐縮です(汗)題名だけ見るととても難しい内容に思えるかもしれませんが、中身はとってもシンプルです。花粉症の薬、医療機関と薬局のどちらがお得なのか!?という点について少しまとめてみました。  花粉症の治療薬 […]

症状について
過敏性腸症候群(IBS)の話

過敏性腸症候群(IBS:irritable bowel syndrome)は、特定の器質的疾患※1(きしつてきしっかん)が存在しないが、大腸の運動や分泌の異常によって下痢や便秘、ガスによる下腹部の膨満感、腹痛などを生じる […]

院長コラム
漢方薬の話 - 不定愁訴と漢方薬

不定愁訴 不定愁訴(フテイシュウソ)という言葉があります。医学用語としての不定愁訴の意味は、特定の疾患に由来しない種々の自覚症状を意味しますが、実際の臨床の現場では少し違った意味合いで使われます。西洋医学的には異常なし、 […]

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