インフルエンザについて

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インフルエンザの予防として現在考えられているもっとも有効な方法は、流行前に予防接種を受けることです。予防接種を受けることにより、インフルエンザにかかりにくくなったり、かかったとしても重い症状になるのを防ぐことができます。
インフルエンザワクチンは、約2週間で効果があらわれ、その後約5か月間効果が続きます。

渋谷区HPより

予防

最も確実な予防は、インフルエンザ流行前にインフルエンザワクチン接種を受けることです。ワクチン接種はインフルエンザに万一感染しても、軽い症状ですむことが証明されています。
インフルエンザの流行時は以下の点に注意しましょう。

  • 人ごみを避ける
  • 外出時や人ごみの中に入る時にはマスクをする
  • 外出から帰ったらうがい、手洗いを行う
  • 室内では加湿器などを使い適度な湿度を保つ
  • バランスの良い栄養を摂る
  • 休養および睡眠を十分にとる

他人にうつさないことが重要

咳エチケット万が一、インフルエンザの可能性があり「咳」などの症状のある方は、感染を拡大させないためにも、周りの方へうつさないための配慮をこころがけましょう。

  • 咳・くしゃみの際は、ティッシュなどで鼻と口を押させ1m以上離れる
  • 鼻水・痰などを含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄箱に捨てられる環境を整える。
  • 咳をしている人にマスクの着用を促す。
  • マスクは説明書に従い正しく着用する

インフルエンザと風邪の違い

■ 「かぜ」とは、鼻・のど・気管などの呼吸器にさまざまな病原体が感染して起こる急性の病気の総称で、正確には「かぜ症候群」と言います。「急性鼻炎」「急性咽頭炎」「急性扁桃腺炎」「気管・気管支炎」などを含んでいます。病原体のほとんどは、ライノウイルス、アデノウイルス、コクサッキーウイルス、または子どもに多いRSウイルスなどのウイルスです。
病原体はさまざまでも、症状はだいたい似ています。くしゃみ、鼻水、のどの痛み、咳などの呼吸器の症状と、発熱や頭痛などの症状が出現します。

■一方、「インフルエンザ」とはインフルエンザウイルスが原因で起こる病気で、軽く済む突然の発熱や全身の倦怠感などの症状が特徴です。「伝染性が非常に強く、あっという間に人から人へうつり、広い範囲で流行すること(具体例:学級閉鎖)」「症状が激しく重症化しやすいこと」「肺炎や脳症などの合併症や持病の悪化を引き起こして、死に至ることもあること(具体例:インフルエンザの流行時期に一致して日本全体の死亡率が高くなります)」などから、慎重な予防対策と発生した後の対応が必要で、普通のかぜとは区別すべき病気です。

項目インフルエンザかぜ
原因インフルエンザウイルス
(A型、B型)
ライノウイルス、コロナウイルス、
アデノウイルスなど
発熱急激、高い、38度以上無いか、もしくは微熱
悪寒強い弱い
優勢症状全身症状
(発熱、全身倦怠感など)
呼吸器症状
(のどの痛み、せきなど)
全身の疼痛
(腰痛・関節痛・筋肉痛など)
強いほとんど無い

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