ポリオは、手足のマヒなど重篤な後遺症を残す可能性があるウイルス感染症です。近年、パキスタンやアフガニスタンなどで再び流行しています。当クリニックのコラムでは、ポリオの症状、予防接種、最新情報などについてわかりやすく解説しています。

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ポリオ(急性灰白髄炎)とワクチンの話4 - 2歳以降のIPV追加接種について

不活化ポリオワクチン(IPV)は経口生ワクチン(OPV)に比べて、免疫獲得に要する接種回数が多くなります。 現在、我が国ではIPVは3回の初回免疫と1回の追加免疫の計4回が定期接種とされています。典型的なパターンとしては […]

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ポリオ(急性灰白髄炎)とワクチンの話3- 小児定期接種、移行期について

従来の経口ポリオワクチン(生ワクチン)(以下OPVとします)の定期接種は、6週間以上の間隔をあけて2回投与というものでした。それに対して不活化ワクチン(注射によるワクチン)(以下IPVとします)は初回免疫3回+追加免疫1 […]

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ポリオ(急性灰白髄炎)とワクチンの話2 - ポリオの歴史

ポリオと思われる症状に対する記述は紀元前のエジプト、ギリシャ、中国などでも見受けられ、古くから知られていましたが、単一の疾患との認識がなされたのは18世紀になってからの事でした。 最初にポリオが単一の疾患として記載された […]

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ポリオ(急性灰白髄炎)とワクチンの話1 - ポリオとは?

ポリオ(急性灰白髄炎)は小児麻痺とも呼ばれ、エンテロウィルス属(腸内ウィルス属)のポリオウィルスにより発症するウィルス感染症です。感染経路はヒトからヒトへの直接感染です。 感染者の約95%は不顕性感染といって何も症状は発 […]

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