[東急横線 代官山駅より徒歩2分]代官山パークサイドクリニック 内科(発熱・予防接種・生活習慣病・更年期障害)

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代官山パークサイドクリニック


発熱・予防接種・生活習慣病・更年期障害

男性の更年期障害障害(LOH症候群)

更年期障害というと多くの人は女性の病気を想像すると思います。

女性の場合、エストロゲンという女性ホルモンの分泌低下の影響は閉経という目に見える形でも現れるためイメージし易いのですが、男性の場合は閉経に相当する物が無く、男性ホルモン( アンドロゲン または テストステロン )の分泌低下が比較的緩やかである事も相まって「男性更年期障害」という概念が認識されにくいと思われます。

男性更年期障害は単に男性ホルモン低下の影響だけを考えれば良いのではなく、加齢の影響、社会的ストレスの影響を考慮する必要があるため、最近ではLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群 Late Onset Hypogonadism syndrome)という概念で考えられています。
LOH症候群はNHK「ためしてガッテン」など、テレビ等でも取り上げられ、注目が高まってきています。

症状は多岐にわたり、多くの方がそれらの症状を年齢からくる衰えや、日々のストレス・疲れだと思い込み、我慢したり、気にせずに症状を放置しがちです。

精神的な症状

うつ状態・気分の落ち込み仕事が辛い・集中力が続かない・だるい・楽しくない・イライラする….etc.

身体的な症状

疲労感・不眠・筋肉痛・肩こり・頻尿・ほてり・のぼせ・手足の冷え・多汗…etc.

性機能の衰え

性欲がない・朝起ちの回数の減少….etc.

上記のような症状に心当たりのある方は、まずセルフチェックをお勧めいたします。

LOH症候群の診断には、まず専用のチェックシート:AMSスコアが用いられます。AMSスコアで27点以上は軽度の異常、37点以上は速やかな医療機関の受診が必要な中等度の異常が示唆されます。

まずはセルフチェックを行い、27点以上の方、または症状の重い方は、可能な限り早めの医療機関の受診をご検討下さい。

※LOH症候群・男性更年期障害に関しては保険適応外になり、自費診療となります。
予めご了承ください。

主に40歳以上の男性で、チェックシート – AMSスコアでLOH症候群と考えられる場合(合計点数27点以上)や、AMSスコアでは該当しないものの『うつ』『無気力』などの精神症状がある場合には、医師の診察のうえ、血液検査を行います。

血液検査では男性ホルモンの値(テストステロンなど)を始め、男性の更年期障害の治療を行っていく上で必要のある項目の値を調べることが出来ます。

初診料+諸検査+採血 20,000円(税込)

採血項目:末梢一般・生化学一般・テストステロン・フリーテストステロン・LH・PSA・コルチゾール

初診料:2,200円(税込)+相談料:3,300円(税込)10分まで

再診料:¥1,100(税込み)+ 相談料

以降の採血検査は、採血の結果・治療方針により項目・料金ともに変動致します。

不足している男性ホルモンを補充し、症状や機能を改善していく治療法です。高い効果が期待できますが、副作用もあるため慎重な治療計画が必要となります。

当クリニックでは、医師の診断・血液検査結果のうえで、比較的重度の症状を呈している場合にホルモン補充療法を行います。

投与間隔は原則、125mgで2~3週毎、250mgでは3~4週毎としています。当クリニックでは長期間の投与は行わず、おおむね6ヶ月毎に再検査を行い、その後の治療方針を決定いたします。多くの方の治療期間は約4ヶ月~9ヶ月です。

再診料(2回目以降):1,100円(税込み)

〇ヶ月毎に行う再検査(検査内容):6380円(税込み)

男性ホルモン補充療法【注射】
125mg:2,750円(税込み)/250mg:4,400円(税込み)

※前立腺に異常が認められる場合は慎重に投与いたします。

ホルモン補充療法については以下のコラムもご参考ください。

男性更年期障害の話⑧ 男性ホルモン補充療法について1
男性更年期障害の話⑨ 男性ホルモン補充療法について2
男性更年期障害の話⑩ 男性ホルモン補充療法について3
男性更年期障害の話⑬ 漢方薬とホルモン補充療法(ART)の併用について

男性更年期障害では、症状が見られる場合でも男性ホルモン値がそれほど低くない場合があります。そのような場合はホルモン補充療法を用いずに、漢方薬を処方して症状の改善を図ります。(症状によっては、ホルモン療法などと併用していきます。)

漢方薬治療は副作用も少なく、体に負担の少ない治療法ですが、その効果は高く即効性も期待できます。

〇ヶ月毎に行う再検査(検査内容):6380円(税込み)

漢方治療については以下のコラムもご参考ください。

男性更年期障害の話⑪ 漢方薬による治療について1
男性更年期障害の話⑫ 漢方薬による治療について2(処方について)
男性更年期障害の話⑬ 漢方薬とホルモン補充療法(ART)の併用について
抑肝散(54番) - 漢方の話 イライラ・不眠に効く漢方

男性更年期の症状を緩和する効果が期待できるサプリメントです。漢方薬治療などの補助として使用できます。その他、滋養強壮・アンチエイジング・筋増強作用・血糖改善(インスリン分泌促進)・血液サラサラ・ED改善など、様々な効果が期待できるサプリメントです。

男性機能改善などに対し状況に応じてバイアグラ、シアリスなどを処方します。この場合、血圧測定などに加えて、心電図などの検査が必要になります。

再診料(2回目以降):1,100円(税込み)
検査料:6,380円(税込み)
自費処方箋料:1,100円(税込み)

バイアグラ25mg:1,650円/錠(税込み)
シアリス10mg:2,420円/錠(税込み)

バイアグラの副作用として、ほてり、動悸、頭痛、悪心、腹痛、視覚症状、発疹などがあります。硝酸剤及びNO供与剤、アミオダロン塩酸塩、sGC刺激剤を内服中の方は使用することができません。
シアリスの副作用として、ほてり、動悸、視覚症状、悪心、頭痛、背部痛などがあります。硝酸剤及びNO供与剤、sGC刺激剤を内服中の方は使用することが出来ません。また、使用する際に注意が必要な薬剤がありますので、内服薬のある方は医師にご相談ください。

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