男性更年期障害の話2019②男性更年期障害に良い食事


前回の続き、男性更年期(LOH症候群)に効く食物の話です。
先ず、バランスの良い食事と腹八分目を心がける事は基本です。(まあ、これは男性更年期だけではなくすべての疾患に当てはまることではありますが・・・)
次にアルコールです。残念ながら、アルコールを飲むことは、男性ホルモン分泌という観点に立てば、あらゆるケースでマイナスに働きます。つまり、アルコールは飲まないに越したことはないのです。
ただし、アルコールを嗜むことは、多くの男性にとって人生で最も大きな楽しみの一つとなっています。そんな人には、抗酸化作用を持つポリフェノールを多く含有する赤ワインがお勧めです。アルコール飲料の中では、男性ホルモン低下の悪影響をキャンセルしてくれる赤ワインを積極的に選ぶ様にしましょう。
また、ワインは、食事と共に飲むことが出来て、人とコミュニケーションをとるきっかけも築きやすいという側面もるため、これらも男性ホルモン低下を防ぐのに役立ってくれます。
男性ホルモンを高める食材には、次の様なものもあります。
① マグロやカツオなど赤身の魚
② 脂の少な目な牛肉や豚肉、地鶏系の鶏肉
③ 牡蠣、ホタテなど微量元素を多く含む食材
④ タマネギ、長ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウなどの硫化アリルを含む食材
⑤ キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ルッコラなどのアブラナ科の野菜

男性ホルモンを上げる食事という点では、食材の種類も重要ですが、それ以上に大切な事が食事の環境です。
男性ホルモンを上げるという面からは、食事をなるべく一人で食べない。家族でも恋人でも友人でも良いですが、楽しく会話をしながら食べる事が重要です。
一人で食事をする場合でも、テレビなどを見ながら漫然と食事をするのではなく、食事は食事のみとメリハリをつける事が重要です。
さらに、ホームパーティで得意料理を披露したり、バーベキューをする機会があると、男性ホルモンがさらに高まります。
食事についても、小さなこと、出来ることから実践すると良いでしょう。

次回は、ストレスと男性ホルモンの関係や脳内の変化についてお話します。